ブリスベン湾内の大物釣り(マグロ他)

10月〜6月がブリスベン湾内のシーズン


(写真:いたるところで発生するナブラ、右はスマカツオ)
オーストラリア第三の都市のブリスベンの目の前に広がる浅い湾内は、 世界有数の釣り場だということはあまり知られていない。 ブリスベンの中心を流れるブリスベン川やいたるところにあるマングローブのクリークの中の 豊富な栄養水域で育った、小魚やエビ、プランクトンなどが 大きなベイトスクールとなってブリスベン湾内に流れ出す。
(写真:スマカツオ)
湾内から帯状になって外洋に向かっているシッピングチャネルと呼ばれる 海溝がポイントになる。 深いところで20m前後の浅い砂の海だが、干潮時に水面上に剥き出しになる砂丘や、 いたるところにある航路標識のビーコンが複雑な潮流を生む。 パヤオの効果を出しているビーコン回りでは、サワラ、黒カンパチ(スギ、コビア)、 カンパチ、ヒラマサが居着き、チャネルではベイトスクールを追って、 ロングテール、スマカツオ、キハダ、サワラなどが回遊する。
(ロングテールツナの平均サイズは10〜15キロ)
オーストラリア北東部のケアンズやケープヨーク周辺での、 小型のロングテールはルアーやフライに良くチェイスしてくれ、 比較Y的に簡単に初心者でも釣れてしまうターゲットとして有名だが、 ハービイベイより南を回遊するこのマグロは、 コエビやシラスなどの小魚で構成された豊富なベイトスクールに着いて 大型化し賢くなっているので、 マッチザベイトした小型のルアーやフライでしか反応しない。
(スマカツオの群れの外側にマグロがいる)
10g前後の小型のメタルジグを、 最低でも20lbのラインを使って正確にキャストしなければならない。 そしてトルクのあるマグロの円周運動をうまく利用して、 なるべく早く、ライン疲労でブレイクする前にランディングしなければならない。 マグロの群れにはシャークが着いていることが多いので、 その難関も越える必要がある。
(バラクーダとヒラマサ)
ベイトスクールを追っているのはマグロやカツオ類だけではなく、 状況によっていろいろな魚のナブラが発生する。 タックルもキャスティングだけでなく、 シャロージギングやミドル級のポッピングにも対応できるような準備があれば憂いなしだ。
(美味しさは黒マグロそのもの)
この周辺のロングテールは、豊富なベイトを捕食しているせいか、 脂ののりも最高で、釣りたての味は黒マグロそのものである。 ブリスベン湾内のボートの老キャプテンは、 その昔にフライフィッシングで数々の世界記録を残している ダレル船長である。年配のフライマンなら彼のことを知っている人も 多いと思う。
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