ダーウインのバラムンディ

(バラムンディ.クラシック)

Report by...近藤(YAMAHA)


(街角に並んだトーナメントの参加艇)
Barra Classicとして知られているこのフィッシングトーナメントは、ダーウインか ら南へ車で約3時間半のデイリーリバーで毎年5月に開催されます。今年で第22 回目を数える伝統あるバラマンディーのフィッシングトーナメントで、オーストラ リア全国から多くのプロのバラフィシャーマンが参加することで知られています。
フィッシング業界の多くの会社がスポンサーするこの大会にヤマハモーターオース トラリアがスポンサーを始めたのは3年前、昨年から招待をうけチームヤマハとし てトーナメントに参加するようになりました。
(写真:左からチームメイトのイアン、私(近藤)、ジェフ)
わがチームは地元ダーウインのヤマハディーラーのIAN, ボートメーカー、サウスウ インドからGEOFFそして私の3名でチームを組み、サウスウインドのBASSボート、ス テルスを持ち込んで大会に臨みました。
参加チーム数は37、5月8日の夜のダーウインでの開会式の後、我々はキャンプ 地のバーニヤーファームまで移動し、9日の練習に備えました。
(写真:私と幸先のいいバアムンディ)
9日はフィッシング雑誌を主幹するALEX JULIUSのチームと行動を共にし、河の状 況を調査しました。トーナメント中のフィッシングはデーリーリバーの約70KMの 区域に限定され、サンドバー(砂の浅瀬)、岩場や沈んだ大木など危険な場所が多 くあります。地元のIANもこの河にはそれほど経験が無く、危険地帯をGPSにマーク しました。練習では私に、トローリングを開始してすぐ57CMのバラかかり幸先 の良いスタートのように思われました。
ここでのバラフィッシングは、トローリングが多用されます。トローリングといて も常にルアーをしゃくりながら、水面下のスナッグ(沈んでいる木や岩場)かわし ながら潜んでいるバラをしとめる釣り方で、集中力が求められます。
(写真:ジェフとバラムンディ)
トーナメントはタッグアンドリリース形式で魚の長さをポイントに換算しトータル のポイントで順位を決めます。魚が大きくなればポイントも増大し、大物をいかに 吊り上げるかが重要です。最終日が大潮に設定されている為、大物が釣れる事が期 待され、一発逆転もありえます。
トーナメント初日は1艇ずつ30秒おきのスタートで、トーナメントの幕が開きま す。各チーム予定したポイントへ約1時間かけ移動し釣りを始めます。
(写真:外道のスレードフィンサーモン)
5日間のトーナメントを通して、魚はいるがプレッシャーがきつく、食いが悪く、 大変厳しいコンディションでした。わがチームは5日間で7匹と大変苦戦しまし た。4日目にクリークを集中的にせめ3匹の釣果が有ったので、最終日も午前中は 同じポイントを攻めるプランを立てました。
4日目に我々がこのポイントでキャスティングをしていたのを他のチームも見ていたので、 最終日は朝からこのクリークにボートが集まり潮が良くなった10時半ころには 大変釣り辛くなっていました。
痺れを切らした我々は他のポイントに移ることにしました。ところが我々が移動し た約2分後に、我々と向かい合ってキャスティングをしていたチームが我々がいた ボートの真下あたりでクリークに入ってきた100cmの今大会最大のバラを釣り上げ てしまいました。
もう少し我慢していたら我々にもチャンスが合ったのにと思うと 悔しい限りです。結局この100cmのバラを吊り上げたチームが優勝しました。
(写真:我がボートのYAMAHAステルス)
バラはフックした後、根に入り込もうとしたり、ジャンプをするなど取り込みもな かなか難しい釣りです。今回わがチームで一番大きかったのは私が釣った64cm どまりでした。またスレッドフィンサーモンという珍しい魚も釣れ、難しい中にも 釣りを満喫し、フィッシング業界の主要なメーカーとコミュニケーションも図るこ とが出来大変有意義な1週間でした。

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