(淡水の川のようだが汽水だ。)
日本からの釣り人は、こんな川で黒鯛やコチが!
と驚くが実は塩辛い汽水域のラグーンだ。
深い所で2mしかない浅場だが、餌となるエビ、カニ、稚魚が
豊富なので、大型の魚もやって来るのは当然だ。
もう1〜2キロ上流の場所を狙うとオーストラリアンバスなども狙える。
ここはシドニーの中心部から車で30分の行程だ。
(獲物のマゴチ)
食パンやイワシの切り身をコマセると、ボラや赤ちゃん黒鯛などの
小魚が寄ってくる来る。
餌となる小魚が寄ってくると、それを狙ってマゴチがこんな浅場と
いう場所でも掛かってくる。
最近はルアーでクロダイやマゴチを狙う人も多くなってきた。
(今日の検量結果)
無造作に道路に並べているが、獲物は結構な大きさだ。
左から2〜3匹目の獲物のコチは私の釣果だが、
それでも43〜45cmはある。
最左端のコチは68cmの立派なサイズだ。
左から、コチが3匹、歯カツオ、コチ、オーストラリアンサーモンと並ぶ。
シドニー荒磯天狗会の月例会
シドニーには荒磯天狗会という10数年の歴史ある磯釣りクラブがある。
昔はシドニー在住の日系企業の磯釣りマン達の集まりのクラブだったが、
最近は本格的に磯釣りの経験のある骨のある駐在員がいなくなってしまい、
ゴルフやテニスの合間にブームの釣りでもというメンバーが多くなってきた。
こちらの陸釣りのパターンは大きく分けて3つあり。1つは内湾や外洋の堤防、
波止場、高台の磯からのブッコミの待ち釣り。
2つ目は磯でメジナやクロダイを少々の寄せ餌で狙うフカセ釣り。
3つ目はアジやサバなどの生餌を付けた仕掛けを磯から沖に流して
ヒラマサ、カツオ、マグロなどを狙う食わせ釣りに代表される。
現在は1つ目のブッコミ釣りが主体になってしまった。
釣り人口の少なかった一昔前までは、シドニー湾内でもイワシやエビの
餌を付けてブッコんで待っていれば、大型のマダイやメータークラスの
大ニベが掛かってきたが、人口の増えた最近はでシマアジやクロダイ、
コチなどの獲物が主流になってきた。
環境が変ってきた釣り場で、昔からの釣り方そのままをしていれば
おのずから釣果が落ちてくるのは当然といえば当然の話だ。
だが、外洋の磯でのフカセ釣りや生餌の食わせ釣りをする釣り人は
依然少数派なので、かなりの釣果が出ている。
日本で磯のメジナ釣りやクロダイ釣りの浮木のフカセ釣りをしている人が
当地で釣りをすれば、その魚影の濃さに泣いて喜ぶと保証出来る。
さて、今日は久しぶりに月例会に参加して見た。
連日のゲームフィッシングでの疲れがあって、ちょっとゆっくりの釣行
だったので、近くのラグーンの川でのコチを狙うことにした。
コマセ、餌とも冷凍イワシを使用。最初の1時間は餌取りの20〜25cm
のチンチンカイズ級の黒鯛が邪魔をしてきたが、餌取りの当たりが突然
止まった瞬間に40cmオーバーのコチを手にすることが出来た。
水深1.5mの浅場にへら竿だったので引きは半端ではなかったが、
コチの最初と最後の突っ込みの引きを躱せば何とかなる。
2匹のコチを持って検量に行ったら、ブッコミといえども大きな
コチとカツオが釣れていたのでちょっと驚いてしまった。
まだまだ、シドニーの魚影の濃さはあなどれない。
(今日の仕掛け)
ロッド:ヘラ竿4.5m
道糸:3号
ハリス:2号
針:ルアー用の小型ワームフックを使用
餌、コマセとも冷凍イワシのブツ切りを使った。