(写真:シマアジ)
彼女が釣り上げたのは70センチオーバー
のシマアジだ。
こちらのシマアジはマダイのように
大きくなると頭部にコブが出来る。
(写真:彼女のクーラー)
今日の夕食はもちろん刺し身。
残った魚は友人に分けるとのこと。
(写真:シマアジと外道)
岩礁根の近くにアンカーを降ろすので
外道は根に付く魚が多い。
ベラとカマスは味も形も日本のものと
そっくりだが、サイズがばかでかい。
両方とも40センチ以上もある。
岩礁根での餌釣り
月に3〜4度だけシドニーに住む日本人向けに
乗合形式にして船を出す。
観光旅行で来るお客さんと違って、彼たちは
夕食用の魚を確保するのが目的だ。
魚市場ではいろいろな魚が売っているが、刺し身に出来るような
新鮮な魚を手に入れるのは難しい。
新鮮な魚が入ると日本食レストランのバイヤー達が、店頭に
出る前に競り落としてしまうからだ。
オーストラリアの人々は魚をステーキやフライにして食べる。
多少鮮度が落ちていても火で加工する料理なので、漁師も
魚を捕獲したあとの保存に力を入れない。 また、底引き網で
ゴッソと獲った魚も一本釣りで揚げた魚も値段に大きな差が
ない。 だから活き締めなどの処理もおろそかになる。
本当に美味しい刺し身を食べたいとき、地元の日本人は
釣りに出る。 今日は半分釣りの楽しみ、半分は漁師気分の
お客さんばかりである。 彼らの友人たちも獲物を持ち帰るのを
待っているはずだ。
仕掛けは大型のサビキ(ハリスは12号もある)。
当地はコマセを使用しないので、サビキだが針に
イワシの切り身の餌を付ける。
普通の針だけの胴付き仕掛けでも良いのだが、針にフラッシャー
が付いている方が餌が目立って食いがいい。
仕掛けを海底まで降ろし、オモリを海底から1〜2mぐらい
上げたところで当たりを待つ。 当たりは、小型魚はコツコツと
当たり、大型魚はいきなり竿先を水面まで絞り込むので
誰でも判る。
外道で一番喜ばれるのはカマス。 大型なので刺し身でも美味しい。
次は鬼カサゴ。 その次は赤イサキだ。 シマアジや鯛、ヒラマサ
狙いに掛かってくるこれらの外道を釣り上げるたびに「塩焼き」、
「煮付け」などの料理名がでてくるいのが微笑ましい。
この万能サビキ仕掛けに掛かってくる大物の外道には、カジキや
マグロ、カツオなどの青物が掛かってくることもある。
これは針に掛かった小魚を途中で食ってしまうからだ。
でも、こんな大きな外道のほとんどは水面近くでハリス切れを
おこして逃げていく。
(今日の仕掛け)
ロッド:15〜25ポンド級ロッド(長さ7〜8ft)
リール:両軸リール(主にABU7000)
道糸:より糸6号〜8号ほか
オモリ:80号〜120号
サビキ:ガマカツ18号(海外仕様)