シドニーのルアーフィッシング!
シドニーは複雑に入り組んだ湾やラグーンに囲まれた水の都市といっても過言ではありません。海水や氣水のラグーンや湾だけではなく、そこにそそぐ潮の影響を受ける河川もシドニー郊外を流れている為、淡水魚や海水魚が同時に釣れてしまう釣りポイントが多く点在するのが特長です。また、外洋ではブルーウオターと呼ばれる暖流も流れているのでビッグゲームフィッシュと呼ばれる大物マーリンやマグロ類も狙えるので釣り人にとっては天国のような場所です。
ルアーフィッシングの対象魚
(淡水でのルアー対象魚) *オーストラリアンバス
日本のバスは北米原産移入のラージマウスバスですが、このオーストラリアンバスは豪州原産のバスで米国のスモールマウスバスに近い種類です。このバスは陸封魚ではなく水温の比較的高い時期は川の上流部やダム湖まで遡り、冬の寒い時期には潮の影響を受ける氣水域で越冬する回遊性の特長があります。性格的にはデリケートで賢い魚なので日中は積極的に遠くのエサを追いかけることはせず鼻先を瞬間的に通りすがるルアーに思わず食い付くような感じで釣れますのでやや技術が必要です。日本のブラックバスのようにジャンプはあまりしませんがかなり強く引きます。
大きさは最大8キロまで成長しますが一般的に釣れるサイズは1キロ前後30〜45センチ前後です。
主なルアーはポッパーやペンシルなどのトップウオータープラグ、藻の多い場所ではスピナーベイトも使います。
釣り期 初夏から秋まで(10月〜4月) 冬期はボートで氣水地域を狙う。
釣り場 シドニー市内から車で1時間以上の川か車で3時間以上のダム湖が主流。
*トラウト(レインボー、ブラウン)
シドニー近辺で釣れるトラウト類は北米から移植された魚なので日本で釣れる鱒と全く同一です。主な釣り場は山間部の人工ダム湖とそこに流れ込む小川になりますが、小川と言っても日本の渓流とは違い日本ではハヤ、ヤマベが生息する清流のような川相です。大きさの平均サイズは30〜40センチ前後です。スピナー、スプーン、タスマニアデビルが主流。
釣り期 春〜秋10月〜4月(冬は禁漁です。)
釣り場 シドニー市内から3時間以上の渓流かダム湖
*ゴールデンパーチ(イエローベリー)
オーストラリア原産の魚でブルーギルとイズミダイのような魚です。大きさは大きく平均釣りサイズは40〜50センチ2〜4キロ、最大は10キロまで育ちます。シドニー奥地のダム湖に生息しているので車で4〜5時間の場所で釣ります。ルアーは大型のデイープダイバーミノーやバイブレーションが一般的です。
釣り期 冬を除く年中 冬期は深場にいるためボートでのトローリングが主。
(氣水域のルアー対象魚)
*マゴチ
日本で生きエビや生きメゴチで船から狙うマゴチと同じ魚です。ラグーンの浅場に生えているマングローブの下に隠れていて、側を通る小魚や甲殻類を待ちかまえています。満潮時には水深30センチ以内の浅場で釣れます。大きさは40〜80センチ前後が多く、あまり細いラインでは切られる事もあります。膝ぐらいまで立ち込んだりバスボートでマングローブの下のポイントにキャストして狙います。主なルアーはグラブなどのソフトやクランクベイトなどの小型ルアーを使います。
マゴチやクロダイのルアーフィッシングはブリスベン近郊などのQLD州が主体です。
釣り期 年中 冬期はボートでやや深場を狙う。
*クロダイ
日本でいうキビレです。生息地や釣り方はマゴチと全く同じでクロダイを釣っているとマゴチが混る感じです。大きさは25〜35センチ。
釣り期 年中 冬期はボートでやや深場を狙う。
*キス
日本のアオギスの仲間で最大は70センチになります。平均的に釣れるサイズは20〜30センチ。満潮時になると水深10センチ前後の奥湾の砂地にエサを求めて来ます。ルアーは小型グラスミノーを2〜4ポンドのライトタックルで攻めます。時々マゴチが糸を切っていきます。
釣り期 冬期を除く。
(海水域のルアー対象魚)
海水域でのルアー対象魚は主に外洋から湾内の小魚を狙って入って来るフイッシュイーターが主で、ボートでボイル(ナブラ)を追い掛けるか、やや深場でジギングで狙います。
ルアーはメタル、ポッパー、ミノー、ワーム等何でも可能です。
*ボニート(歯カツオ)
日本の歯カツオと同じでヒットするとかなりの早さで走りまわります。
釣れる平均サイズは40〜70センチ。一般的に良く釣れる魚です
釣り期 年中(春、夏から秋にかけては磯から狙える。)
*テイラー(網切り)
日本には生息していません。ニューヨークのブルーフィッシュに似ています。この魚はムツの仲間で鋭く細かい歯は生えていて簡単にラインを切っていきますのでやはりリーダーはワイヤーを使います。最近日本で注目されているゲームフィッシュのバラムツと体型や最後まで暴れ回るのがそっくりな魚です。
平均的の釣れる大きさは30〜50センチ、ススキのようにエラ洗いやジャンプを繰り返すゲームフィッシュです。
釣り期 年中 冬期は型が大きい
*オーストラリアンサーモン
サーモンと名が付いていますが鮭科とは全く別種で食べて美味しくなく完全にゲームフィッシュとして扱われています。形はボラとブリを足して2で割ったような魚でファイトはもの凄くジャンプ、横走り、潜り等何でもやってくれリールのドラッグ調整がしっかりしていないと竿をへし折られる場合もしばしばあります。大きさは50〜80センチでライトタックルを使用すると何時迄たってもランディングすることが出来ません。
釣り期 年中 冬期は型が大きい
*キングフィッシュ(ヒラマサ)
ずばり日本のヒラマサです。大きさは60〜80センチ前後は主体ですが外洋の深場をメタルジグのジギングで狙うと20キロオーバーも来ます。シドニー近辺はこのキングフィッシュ(ヒラマサ)が盛んな土地柄です。
釣り期 年中(3月〜10月に大物が多い)
(外洋および深海域のルアー対象魚)
*キングフィッシュ(ヒラマサ)
水深40〜100M前後の根の近くに回遊しています。主にジギングで狙います。大きさは10キロ前後。
釣り期 年中狙えますが秋から春(4月〜10月)が面白いでしょう。
*イエローフィンツナ(キハダ)
新しいターゲットで現在開拓中です。シドニーではマグロを釣る場合にはトローリングまたはイワシの切り身を撒いて寄せ、イワシの切り身を鉤に付けたフカセ釣りで狙います。マグロが寄せエサにつられて船の側に来た時にルアーをキャスティングすれば面白いでしょう。
平均サイズは30キロが主体ですが、シーズン初期は100キロ近い大物が、シーズン後期には小型の数が多くなります。また、外道に10キロ前後のビンチョが多く混ざります。
釣り期 秋から冬(5月〜11月) 冬には50キロクラスが多い。

オーストラリア富士丸フィッシング
Last updated July 7, 1996.