(写真:80キロオーバーを上げた。)ストライプマーリン(マカジキ)の85キロ前後がランデイング出来た。
高間氏にとってファーストマーリンだ。この前に70キロクラスをバラしているので感激はひとしおだ。
(写真:暴れまくるブラックマーリン)
槙氏にはブラックマーリンの70キロクラスがヒット!
この後、このブラックは船底に走り込んでロッドを折って、ブレイクしてしまった。
今回、同氏は2本(45キロ、70キロクラス)のブラックマーリンをゲットすることが出来た。
(写真:テイザーを追うブラックマーリン)
ボラのデッドベイトのテイザーを追うブラック。興奮すると大きく広げた胸鰭がブルーに光り輝く。
デッドベイトを咥えさせたり、躍らせたりしながら、船から10mぐらいの距離までマーリンを寄せる。
(写真:ずたずたになったテイザー)
マーリンが思いっきり咥えるので、柔らかい餌だと一発でズタズタにされてしまう。
デッドベイトはすぐに変えられるように、何個か予備を用意していなければならない。マーリンに咥えられて千切れないように餌の全身に糸を縫い込む。
(写真:今回のフライとタックル)
フライは30cm以上もある巨大なものだ。もちろん針はダブル(2本針)にしてある。
バッキングラインはPE4号を700m(800ヤード)ほど巻いてある。これでも100キロオーバーが来ると不安な長さだ。
シドニー沖には小型マーリンの大群がやってくる。
毎年、1月後半から4月前半のシーズンには、シドニー近海に40〜80キロクラスのブラック(白カジキ)、ストライプ(マカジキ)の大群が回遊してくる。
アングラーは槙氏と高間氏。ボートのキャプテンはキム.ヘンダーソン。彼はケアンズでGTやマーリン、セイルを釣らせるガイドとしてつと有名だが、この時期にはマーリンを追い求めてシドニー近海までやってくる。
槙氏と高間氏は高、大学の同級で釣り仲間である。槙氏はコスタリカのセイルフィッシュのフライの草分け的な存在で、今回はセイルより大きいターゲットであるマーリンをフライで狙いに来た。うまくキムのスケジュールとあったので今回の釣行となった。
私もマーリンをフライで釣らせるのにとても興味があったので、とても勉強になった。フライにはあまり興味はないが、お客さんに大型のマーリンをルアーキャステイングで釣らせたいと常々思っていたので、マーリンを寄せるテクニックを勉強できたのはとても貴重な経験だ。
マーリンがテイザーに寄ってくると、水面に背鰭が現れたり、餌を咥えて竿を大きく曲げる。3本流してあるテイザーの残り2本を巻き上げ、追っているテイザーを躍らせたり、ジャンプさせながらマーリンを船尾まで10mほどの距離に誘き寄せる。文章に書くと簡単だが、大変なテクニックが要求される。
興奮しているマーリンの胸鰭はブルーに光り、とても興味深い。「レデイー!、ゴー!」の掛け声とともに、アングラーはマーリンの鼻先にフライを落とし、助手はフライが水面に落ちる直前にテイザーを上げる。パニックになったマーリンは目の前に落ちてきたフライをパクリと咥える。アングラーを左手でラインを引っ張って大きな合わせを2〜3回入れる。驚いたマーリンがジャンプして暴れる。
この一連の流れで失敗は許されない。フライをキャステイングするのを失敗したり、テイザーを上げるタイミングを外したりすると、マーリンはスッと走り去ってしまう。
アングラー、助手、キャプテンの3者の呼吸がぴったり合わないとこのタイミングはなかなかつかめない。
今回の4日間の釣果は、初日は6本のマーリンが現れて2本のマーリンをフッキング出来たが、2本ともバラシ!
2日目は3本現れて、45キロ、70キロのブラックをゲット!
3日目は1本現れて、80キロオーバーのストライプ1本をゲット!
4日目は一本現れて、フッキングせす。(ボーズ)
釣らせなければならない立場から、何本のもマーリンを寄せる場面を経験できたのは、私にとって最大の収穫だ。これでもう少し経験を積めば、150キロ以上のマーリンをルアーキャステイングで釣らせることも可能に見えてきた。
キム!ありがとう。
(今日の仕掛け)
ロッド:大物のフライフィッシングの経験がないので詳細不明
リール:アングラーのフライ道具より、操船やテイージングの方ばかり神経がいっていました。
道糸:?
ハリス:リーダー100lb
ルアー:30cm以上の長さのあるフライ