ゲームフィッシング


(写真:シドニー沖のブルーマーリン)

トローリングの対象魚は大きいので体力がかなり要求される。
夏のカジキは小型だが数が多く、冬の季節はかかれば大型だ。
ヒット率は50%以上あるので、シドニーはカジキの入門場所といえる。

シドニー沖は中継点。
夏には北部の暖かい海で育ったカジキが南に昇り、冬期には南極に近いタスマニア近辺の栄養が高い海で大きく育ったカジキが北に下る。 シドニーは真冬の2〜3ケ月を除き、ほぼ一年中カジキが狙える穴場的な存在だ。
釣れるカジキの種類は全部いるが、何といっても一番数が出るのはストライプドマーリン(真カジキ)だろう。 夏期のシーズンにもなると70〜120キロ前後の真カジキの子供サイズがシドニーのすぐ沖に押し寄せて来て、小型ボートが引くカツオ用のルアーに掛かったり、餌釣りの仕掛けに掛かった小魚を水面近くで奪ったとかで、釣り人の話題に頻繁に登場してくる。
シドニーのゲームフィッシングはスタンドアップのライトタックルを用いる。 カジキには普通60ポンドライン以下で攻め、ファイトを十分楽しんだあとにそっと放流する、キャッチ&リリースが定着してきた。
トローリングで引くルアーは派手な配色のスカートを主に用いるが、小型カジキを狙う場合には冷凍サヨリかサバの一匹付けにダブルフックを隠して釣ることもある。 毎年、秋頃にシドニー近郊でマーリントーナメントが開催されるが、多いボートは一日で10数本のカジキをキャッチ&リリースする場合もある。世界に知られていない、穴場的なシドニー近郊にてマーリンフィッシングの技を磨くのも今のうちかも知れない。

(写真:シドニー沖のキハダマグロ)

平均サイズは30〜45キロ前後が多い。
トローリングでも冷凍イワシの餌釣りでも狙える一般魚だ。
釣れ始めるといくらでも掛かるが、体力的に一人2本釣り上げるのが限界なほどの重労働だ。

シドニー沖のマグロの大群
毎年、5月下旬〜10月の冬期になると、シドニー沖にマグロの大群がやってくるので、大物釣り師達はそわそわしはじめる。 マグロはバーベキューやステーキにしても美味しいのでオーストラアリア人の間でも大人気の釣り魚だ。
餌の豊富な南極海近辺で丸まる太ったキハダマグロがシドニーのすぐ沖で越冬するので、釣り人にとっては堪らない魅力的な場所といえる。 釣り方はマグロが回遊している根のポイントまでの航程はトローリングで狙い、ポイントに到着後は船のエンジンを停め、イワシをブツ切りにした餌をコマセとして撒き、チャミングしてマグロを船縁まで寄せるという方法をとる。
マグロを船のそばまで寄せることが出来たら、もう釣果は確実だ。 オモリも何も付けない針だけの仕掛けに寄せ餌と同じイワシのブツを付けて流せば一発で食ってくる。 もちろんメタルやポッパータイプのルアーでもいとも簡単に掛かってくれるが、ルアーをキャステイング出来る竿は細いので上げるのには難しい。(いや無理といったほうが良いかも知れない。) 40キロ近いキハダを掛けると、船の真下に潜り込むので、柔らかい竿ではのされてしまって、船の船底に道糸が擦り切れてしまうケースがほとんどだ。 やはり硬調のトローリングロッドで力任せに引き寄せるのが無難だろう。
キハダの外道として、10〜15キロ前後のピンナガ(ビンチョ)マグロが掛かってくるので、ルアーで遊ぶ場合はこの魚を専門に狙うほうが楽しいはずだ。

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