ケープヨークの旅2

(その2)


(写真:ノーザンブルーフィンツナ)

川の河口のちょっと沖側ではこのマグロのナブラがあちこちで見られた。
ナブラに向かってK−TENをキャストすると百発百中でヒットするから驚く。
この時は10キロまでの群れが主だったが、20キロ前後の大きさの群れが回遊することも多い。

(写真:河口でのライトタックル)

河口の浅場でボートを泊め、小型のポッパーやペンシルなどをキャステイングすれば、40cm前後の小型のGTやクイーンフィッシュなどが面白いようにトップに踊り出てくる。
フライフィッシャーマンがこの場所でポッパーをキャステイングすれば、きっと泣いて喜ぶことは間違いないだろう。
この場所から50m離れた場所では、60cmクラスのクイーンフィッシュのナブラがあちらこちらで発生していた。

(写真:バラムンデイ釣り)

河口からちょっと登ればそこはバラムンデイの世界だった。
この時期は一年中で一番水温が低く活性が良くなかったのでミノーを使用したが、シーズンに入るとトップウオーターでバラが釣れる秘境だ。
外道にはエスチャリーコッドや小型GT、クイーンフィッシュも混じってきた。最初は試しにバス用ルアーを使用したが、当たりと同時にスプリットリングやフックが破壊される始末だった。

(写真:外道のスパニッシュマッカレル)

GTをポッパーで狙っているときに、いきなりボートのすぐ近くでヒットした。
村越さんのムラムラポップには、このスパニッシュの他に大型クイーンフィッシュ、ゴールデントレバリーなど、リーフに潜むあらゆるフィッシュイーターがバイトしてきた。

(写真:ゴールデントレバリー)

砂浜にボートを泊めて昼食休憩している時に遊びでミノーをキャストしたらヒットした。
ビーチの浅場に立ち込んでフライフィッシングでゴールデンを狙えばいくらでも釣れるのでは。
ゴールデンの他にボーンフィッシュやクイーンフィッシュもビーチから面白い。

(写真:おなじみGT)

なんとGTもナブラが発生する。そのナブラに向かってポッパーをキャストして釣る。
マグロのナブラにはミノーを、そしてGTのナブラにはポッパーをと両方のタックルを用意しなければならない。
ケープヨークの地ではK−TENNミノーとムラムラポップの2種類があれば鬼に金棒だ。

(ケープヨークへの旅その2)ケープヨークの釣りの長所は、バラムンデイを狙う川のポイントとGTやノーザンブルーフィンのポイントが隣接していることの一言に尽きることだろう。
人が住めない国立公園内の手付かずの自然が残っているリバーやクリークには、上流部にはサラトガやアーチャーフィッシュなどの淡水魚、汽水域にはバラムンデイやマングローブジャック、フィンガーマーク、何十キロにもなるコッドがターゲットになる。
河口部ではクイーンフィッシュや小型GT、ゴールデントレバリーなどが棲息し、そのちょっと沖合いでは、河口から流れ出てくるベイトフィッシュを待ち構えて、大型のGTやクイーンフィッシュ、そしてツナのナブラがあちこちで発生しているので驚かされる。
上流の淡水魚から河口沖の大型魚のポイントまで、ボートで数キロ、たったの数十分の距離で両方のターゲットを狙えるフィールドはオーストラリア広しといえどもなかなかない場所であろう。
ノーザンブルーフィンツナなどは、ナブラの立っている場所にミノーをキャステイングすれば百発百中でヒットする。
また、GTのナブラも見る事が出来るので、ナブラに向かってポッパーを投げると水面に躍り出てくるというGTファンには信じられない狙い方も可能だ。
オーストラリアは小型GTの数が多いという話があるが、このケープヨークのGTのサイズは20〜30キロ、そして40キロオーバーも顔を出すので、決して小型GTばかりのフィールドではないことはお分かりいただけるだろう。
河口部でライトタックルのポッパーやペンシルをキャストすれば、40〜60cmのメッキやクイーン、そしてゴールデントレバリーが数匹連なってルアーをチェイスしてくるので、フライでポッパーやストリーマーをキャストすれば、フライフィッシャーマンには嬉しい悲鳴を上げるフィールドだということも連想できる。
尚、今年はオーストラリアの釣り雑誌の取材などで現地も私もガイドも忙しいので、来年早々の雨期が終わる3月からの好シーズンには小人数だけの格安のツアーを随時企画していきます。
GT、バラファンの皆様!乞うご期待を。 そしてフライファンの皆様は、 ゴールデン、クイーンとともにノーザンブルーフィンも釣りまくって下さい。

(今日の仕掛け)
ロッド:GTロッドほか
リール:大型スピニング
道糸:PE4号以上
ルアー:大型ポッパー、ミノーなど

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