シドニー近辺の船釣り


シドニーでは船釣りがとても盛んで4軒に1挺の割でボートを所有して釣りやマリンスポーツを楽しんでいるといわれます。沖合では常に小中型のマーリンが生息し、キハダマグロが夏には上りマグロとなって通り、冬には下りマグロとなってシドニー沖に集結します。小中型カジキといっても大きさは40〜100キロの範囲ですので日本では想像も出来ないと思います。キハダも平均サイズは20〜50キロほどの大きさなので釣って良し、食べて良しと贅沢な釣りが楽しめます。
近場の沖合には多くの根が点在していますので根に居着く高級魚の宝庫になっているといっても過言ではありません。タイ類を始めとしてシマアジ、ヒラマサ等がアンカーを降ろしての掛かり釣りで面白いように釣れます。また最近はジギングでの釣りも盛んになってきました。波の静かな湾内では手軽に大アジ、シマアジ、クロダイ、コチが家族連れでも簡単に釣れてしまうため、釣りキチにはちょっと不満かも知れません。湾内の浅場をバスボートを使ってルアー釣りをすると、何とクロダイと大コチが釣れてしまいます。一部のマニアの間では極細のタックルでこれらの魚をルアーで専門に狙う人が多くなってきています。


シドニー沖のビッグゲームフィッシング


シドニー沖のゲームフィッシングはスタンドアップ方式で15〜30キロラインのライトタックルで大物と一対一の勝負をします。背中にハーネスを付けて船尾の位置からポンピングを繰り返して魚と格闘しますが、100キロクラスになると数時間のファイトを覚悟しなければなりません。シドニーは500キロ以上の超大物は居ませんが、40〜100キロクラスのマーリンの数が釣れる事で有名です。
マグロ釣りはトローリングでも掛かりますが、主にコマセを撒いてのフカセ釣りで狙います。船の魚群探知機で根に付いているマグロの群れを発見するとエンジンを止めてコマセを撒きます。コマセが流れる帯の中にエサに鉤を付けた仕掛けをそっと流してやります。マグロは深場に潜ろうとしますのでなかなか重労働な釣りと言えましょう。20〜50キロのマグロが相手ですので一本取った後はしばらく休息が必要です。シドニーの大物のポイントは港から一時間以内の場所から釣れ始めるので短時間で獲物を手に出来るのが特長です。


シドニーのゲームフィッシングの主な対象魚

ストライプマーリン マカジキ一般的によく釣れる。
ブラックマーリンシロカワカジキ 大物が多い。ブラックだが白。
ブルーマーリンクロカワカジキとても暴れるので手に負えない。
ブロードビルメカジキ夜釣りで生イカを使う。
イエローフィンツナキハダ20〜50キロクラス。
アルバコアツナビンチョ5〜15キロクラス。
ストライプドツナ本カツオいくらでも釣れる。外道。
ドルフィンフィッシュ シイラ大きさは15キロクラス。


外洋の底釣り


シドニーの沖に数多く点在する根にアンカーを打って掛かり釣りをします。
根にはいろいろな魚が生息していますので釣り上げるまで何が掛かってくるか分かりませんのでいわゆる五目釣りです。大物がくるとエサ取りたちは逃げて行きますが、そのエサ取りが30〜40センチのメジナ(ミナミイズスミ)や赤イサキ達です。人気のある対象魚は10キロ前後のヒラマサと4キロ前後のシマアジが上げられます。同突き三本鉤の簡単な仕掛けを使用します。
最近はジギングでこれらの魚を狙う人が増えてきました。ヒラマサなどはジギングのほうが釣果に恵まれます。

外洋底釣りの対象魚

キングフィッシュ ヒラマサ20キロ以上もある奴も顔を出す。
トレバリーシマアジ1〜5キロまでで数が楽しめる。
スナッパー真鯛たまに6キロクラスが顔を出す。
マーウォン笛吹鯛2キロ前後が平均サイズ。
オーシャンパーチ赤イサキ2〜3キロが平均サイズ。
パイク大カマス全長60センチ前後
ロックコッドオニカサゴ40センチ前後
ジューフィッシュ大ニベイシモチの仲間で20キロクラスも。
外道メジナ、アジ、サバ、カワハギ、アオリ、カサゴ類


湾内の底釣り


シドニー近辺の湾は氷河の影響で水深があり、いろいろな魚の稚魚が育つ場所です。その小魚を狙ってフィッシュイーターの大物も入ってきます。
波静かな湾内で小アジを釣って生きエサに使用すればおもわず大物が竿を絞り込んでびっくりさせられます。大型魚には大仕掛で生エサを使い、その他の魚にはライトタックルで遊びます。


湾内の底釣りの対象魚

ヒラマサ
シマアジ
クロダイ
大コチ
アジ
大ニベ
テイラー
小鯛
 生きエサで3〜5キロクラスが狙えます。
内湾はちょっと小型で30〜40センチクラスが主体です。
30〜40センチクラス。
90センチクラスのワニのようなコチも珍しくありません。
小アジから40センチの大アジまで。浅場なので引きが強い。
やはりメータークラスも来る事がある。
シーバスに似ているがムツの仲間。30〜50センチ。
エサ取りのほとんどは小鯛達です。


湾内のルアーフィッシング


湾内には多くの稚魚が生息している為、それらを狙ってフィッシュイーター達が徘廻しています。これらのフィッシュイーターは格好のルアー釣りの対象になっています。湾内は波静かなので小型ボートかバスパンツボートで鳥山やナブラを追いかけたり、船の標識ブイの側を狙ったり、浅場のマングローブの下を狙ったりいろいろなルアーフィッシングが楽しめます。日本ではエサ釣りでもなかなか釣れない高級魚がルアーで釣れてしまうのはオーストラリアならではの事ではないでしょうか。また、最近はフライで狙う人も増えてきました。


ヒラマサ 主に船の標識ブイの近くを狙います。ポッパー、バイブレーション等のルアーを良く 追いかけてくれます。最近はフライで狙うのが地元釣り師の間で流行になってきて います。

サーモン鮭科とは別種であまり美味しい魚ではありませんが、ファイトはヒラマサより強くジ ャンプしたりダイブしたり最後まで暴れまくってくれます。大きさは60〜80セ ンチ前後。

テイラー シーバスのような体型ですがムツ科の魚です。日本で最近はやりつつあるバラムツ にファイトも形もそっくりな魚です。
大きさはだいたい30〜60センチ前後。

歯カツオ湾内に入って来る歯カツオはそんなに大きくなく、平均サイズは30〜50センチ前 後です。

大コチ、
クロダイ
浅場の砂底のかけ上がりやマングローブの下をザリガニタイプや小型サイズのミノー で狙います。コチの大きさは40〜70センチが多く結構ライトタックルではスリ ルがあります。クロダイの大きさは30センチ前後ですが、ヒットすれば深場に向 かっていっきに走ります。(夏期のみ)

ルアーフィッシングに関しては、ルアーフィッシングメニューを参照して下さい。



オーストラリア富士丸フィッシング

Last updated July 7, 1996.