(写真:獲物と私)
たまには私(金園)の勇姿も。(なんちゃって)
オーストラリアの大自然の中で
遊んでばかりいるとだんだん若くなってくる。
(写真:今日の成果)
クロダイ(キチヌ)の他に、
アジやオニカサゴ、カマスなど。
クロダイの大きいものは45cmぐらいあった。
平均的に釣れるサイズは28〜35cm前後が多い。
(写真:餌をねだりにきたペリカン)
いつも漁師が網に掛かった小魚を投げ捨てるので、
我々を漁師と勘違いして寄ってきた。
釣れた小アジを口に放り込んで与えたら、
ボートの側から離れなくなってしまった。
湾内のクロダイ釣り
日本から知り合いが来たので、たまに休んでプライベートな
釣りを助手と3人で楽しんだ。
場所はシドニーから北に30キロの場所にある、パームビーチ
と呼ばれる静かな湾を選んだ。
私はクロダイのさっぱりした白身の味は好きではなかったが、
同行した2人のたっての希望でクロダイ釣りにした。
日本の伊豆でメジナの上物師として腕を磨いた私としては、
プライベートな釣りの場合には近くの磯でメジナやシマアジを
楽しみたいのが本音。
普段は朝が早いが、今日は9時から小型ボートを出した。
5mのボートだがエンジンは50馬力の船外機を付けているので
スピードボートなみの速さだ。
港から釣り場まで全速力で5分で着いた。
水深2mから一気に15mの深さに落ち込む掛け下がり近くに
アンカーを降ろして釣り開始。
海底は小砂利まじりの砂場なので根がかりの心配はあまりない。
釣りを始める前に付け餌の残りのイワシの頭や骨を細かく撒いて寄せ餌とする。
釣り人が少なく魚影が濃い当地では、
こんな寄せ餌で魚がわんさか寄ってくる。
日本のようにオキアミのコマセを大量に撒いて、
魚を狂わせて食わせるような釣り方はしない。
日本の釣り雑誌を読むと、オキアミを20キロ使ったとか、
10キロ以上の量の寄せ餌を磯まで担いで撒いてメジナを寄せる、
とか書いてあるが、さぞかしオキアミ業者や餌屋さんが
儲かることだろう。
環境保護に厳しいオーストラリアでこんなに寄せ餌を撒く釣りを
したら政府の環境局がだまっていないはずだ。
魚が濃いので釣り方も簡単になる。
仕掛けは丸オモリの中に道糸を通して、
ヨリモドシの先にハリス長40cmに大き目な針。
というきわめてシンプルなものだ。
餌はイワシのブツ切り。
小さな餌に小さな針を付けると、
放流しなければならない28センチ以下のタイが
いくらでも掛かってきて小魚を無用に傷付ける結果になるので、
あくまでも針も餌も大きくする。
リリースサイズの小鯛を含めて、アジなどの餌取りが山ほど
ボートの下に集まってくるので、
ちょっと大型の魚を釣るには餌取りとの戦いになる。
当たりを待っていると、「コツッ、コツッ」と小さく鋭い当たりが
あったときは餌取りに餌をかじられた時の場合だ。
竿先が5〜10センチぐらいもたれるくらいの時は大物が餌を
くわえ込んでいる場合が多い。
餌も針も大きいので大きく合わせる。
竿も細く、水深も浅いので引きは強烈になってしまう。
たまに外道として超大型の大ニベやキングフィッシュ(ヒラマサ)も
掛かってくるので、リールのドラッグ調整は必ず必要だ。
11月はまだ初夏だが、これから本格的な温かさになると
ヒラマサや歯カツオなどの青物も湾内を回遊してくるので油断出来ない。
これからのシーズンは生餌さを付けた飲ませ釣りが面白くなってくる。
(今日の仕掛け)
ロッド:筏竿1.8m
リール:小型ベイトリール
道糸:より糸2号
ハリス:2号
オモリ:玉3号