(写真:オーストラリアンバス)
シドニー郊外の池や川にはオーストラリアン
バスが棲息している。
口の大きさはスモールバス系。
ヒットするとジャンプはしないが、
引きは強烈だ。
引の感触はバスというよりも
クロダイのそれに近い。
ルアーはトップウオターが
面白い。
藻の多い場所ではスピナーベイトで
こまめに探っていく。
山間部のダム湖での釣りにはライセンスが必要。
(年間$24、1ケ月$10)
オーストラリア原産バス
オーストラリアは孤立した大陸でほかの国に見られない
動植物が独自の進化を歩んでいる。 有名なコアラ、
カンガルーなどの有袋類もそうだが、
魚類も変った魚が多い。
この国は自然環境保護に力を入れていて、
外来種の移入には特に目を光らせている。
飛行機でオーストラリアに到着寸前、
スチュワーデスが機内に殺虫スプレーを
噴射して歩くのもうなずけるだろう。
オーストラリアには、アメリカ大陸産の
ラージマウスやブルーギルなどの外来種は一切いない。
すべてこの国原産のバスとその仲間だ。
オーストラリアンバスは移動する魚だ。
暖かい季節にはかなり上流の川まで遡上するが、
冬期の水温が下がる時期には下流部の汽水地域の
深みで越冬する。
バスを釣っていて、ルアーにマゴチやクロダイ
などの外道が掛かってくることもある。
(写真:ゴールデンバス)
主に山間部のダムや湖に生息している。
当たりは非常に繊細だが、引きは強く、
ヒットした瞬間に枯れ木の下などの
障害物の影に逃げ込もうとする。
とても美味しい魚で
釣り味とバーベキューの両方が楽しめるので、
釣り人の人気が高い。
バスの仲間達
オーストラリアンバスやゴールデンの他にシルバー
パーチと呼ばれるバスもいる。
また、マーレイコッドと呼ばれる最大100キロ
まで育つバスの仲間がいるが、釣り上がるのは
3〜10キロ前後の小型が多い。
それでも日本の釣り人からみればモンスター
と呼ばざるえないだろう。
当地でのルアーはハードルアーが主流だ。
オーストラリアンバスはけっこう水深の浅いポイント
で狙えるので、ポッパーやペンシルなどのトップ
で楽しめる。 また、最近はフライで狙う釣り人も
増えてきたようだ。
ゴールデンなどの水深のあるダム湖に棲息して
いるバス類は、主に目の前を泳ぐ小魚や藻場
の小エビ、ザリガニの仲間を捕食しているので、
デイープダイバーなどで海底すれすれを狙う
ことが多い。 アクションはルアーのベロが
水底を叩くような感じでよくヒットする。
当たりは小さく、ルアーを咥えて振るような
手応えを感じることが多い。
バス類の規定サイズは川やダム湖で若干違うが。
25cm以上、一人2匹だけ夕食のバーベキュー用に
持ち帰れると憶えておけば大丈夫だ。